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渉「演者である私に言えたものではありませんね。かなり肩入れしているのが気になるところですが」
A「だって、他人の夢を叶えることに夢中になりすぎて自分を見えてないんだもの。とても可愛らしいでしょう？それにわりに合わないわ。なら彼の為に誰かが少し頑張ってもいいんじゃない？」
渉「貴女が犠牲を払う必要はないと思いますがねぇ。それに貴方も幸せにならなければ」
A「私は今ここで貴方と対等に会話しているのがとても心地いいわよ？贅沢な幸せをかみしめているのだからね。ここを卒業したら私はいい意味でも悪い意味でも人であることを否定される。それは貴方達も同じかもしれないけど」
とAは扉の方に目線を向けて美郷の方を見た。
そして頭に手を置いて下げさせた。
美郷「わっ・・・・」
A「ふふっ。可愛いねぇ。そうだ。美郷、可愛い夏目に御遣いを頼まれてくれないかな？これをあの子に渡してほしい」
美郷「あんず？」
A「・・・・・話を聞いていたかしら？あぁ・・・・忘れていたわ。最近冴えてたから本当に忘れていたわ。基本阿呆の子だったわね。御遣いなんて頼んで一度もできたことがないものね」
泉「ねぇ。今の会話からなんでそいつの名前が出てくるわけぇ？」
月永「あっはっはっは！アホだな！！お前本当にアホだ！！」
美郷「え？なっちゃんから香木を受け取ってあんずに渡すんでしょ？俺でもできるよ！」
Aは困ったように笑う。
渉「これは中々の阿呆ですね・・・・あなたのお姉さんの手元のそれはなんだというのです」
美郷「木片」
流石の渉も苦笑いを浮かべていた。
A「まぁ木片ね。この大きさだったら４００万円前後はする木片」
美郷「え・・・・？これが？」
A「そう。これが。これを夏目に届けておいで。そして話を聞いてみると良い。阿呆の子だけど飲み込める子だからね。夏目も嫌な顔はするけど教えてくれる。行っておいで」
美郷「分かった！」
と香木を受け取ると走って言った。
さて、とAもそれに続く。
渉「おやどこへ？」
A「ちょっと様子を見にね。そろそろだろうし」
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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (
レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時：2019年8月10日 17時
