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chapter3 ページ5

着替えを終え、Aは朝食をとりに食堂へ向かった


そして小さくため息をつく


明日からAと白龍、紅玉はシンドリアへ留学なのだ


シンドリア


国王のシンドバッドはかの有名な【シンドバッドの冒険】の著者である


しかし、その実態はだらしのない女タラシ


Aはチャラチャラした不真面目な人が大っ嫌いだ


だからあまりシンドバッドに好印象が持てなかった


そんな奴の居るシンドリアへ留学なんて


苦痛以外何ものでもない


あ「・・なんで行かなきゃいけないんでしょうね」


白龍は楽しみにしているし、紅玉はなんかブツブツ呟いてるし


あ「・・・私だけでもしっかりなければ」


拳をぎゅっと握りしめた


「何をしているんだ?」


後ろから迫力のある声が聞こえた


バッと後ろを振り向く


あ「・・おはようございます。紅炎殿」


そこには第一皇子、練紅炎が居た


炎「おはよう」


ぶっきらぼうに紅炎はあいさつをした


対するAも爽やかな作り笑顔であった


正直に言えばAは紅炎が苦手である


常時無表情で、常に自分を見る目が恐ろしい


まるでメドゥーサだ


戦場に行けばいつでもギラギラした瞳をし


何かと怖い


と言うより煌のきょうだいは皆怖い


どうしてあんなにギラギラしているんだろう


そのことで少し悩んだこともあった


まあ、今はその話を置いておこう


あ「珍しいですね。紅炎殿がこんなに遅くに起きてくるなど」


紅炎は面倒くさそうに寝癖の付いた頭をガシガシと掻き言った


炎「昨夜は夜伽だったからな。少し寝不足だ」


ああ、そうだ


この人達には夜伽があった


白龍にもそろそろ来るだろう


そんなことを考えながらふと思う


なぜ姉上はこの人と普通に楽しそうに話せるのだろう


意味が分からない


炎「・・A?」


あ「え?あ、はい。何ですか?」


炎「一緒に食堂へ行こう」


そうだ、食堂


私は朝食を食べに行くんだった


あ「はい、分かりました」ニコッ


少し緊張しながら紅炎の隣に並んだ

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葉山清蘭(プロフ) - 藍月さん» なんとお優しい…!ありがとうございます(●´ω`●) (2014年11月16日 12時) (レス) id: 3954193801 (このIDを非表示/違反報告)
藍月(プロフ) - 葉山清蘭さん» 大丈夫です!!じゃあこっちでお喋りしましょう(*´艸`) (2014年11月16日 12時) (レス) id: 980137ef63 (このIDを非表示/違反報告)
葉山清蘭(プロフ) - 藍月さん» 嬉しいです!…でも、ボードに入れないんですよね…(´・ω・`) (2014年11月14日 19時) (レス) id: 3954193801 (このIDを非表示/違反報告)
藍月(プロフ) - 葉山清蘭さん» ですよね〜てかお友達になりませんか?? (2014年11月14日 19時) (レス) id: 980137ef63 (このIDを非表示/違反報告)
葉山清蘭(プロフ) - 藍月さん» 良い人が多いです(●´ω`●) (2014年11月14日 7時) (レス) id: 3954193801 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍月 | 作成日時:2014年10月26日 21時

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