内緒の花園7 ページ18
数日後、ジュダルは罰悪そうに私のところに来て桃と花を置いて謝った
私は許して、もう二度とするなと釘を刺した
そして、いつも通り
紫乃と一緒に散歩をしていた
その時、一人の武官が紫乃に話しかけた
私はこいつが嫌いだ
武官の中では結構強くて若い、イケメンと評されているらしいが兄上の方が断然格好いい
うぬぼれているのか、こいつはしつこく紫乃に話しかけていた
紫乃は正直こいつが苦手らしい
と言うか面倒いらしい
あ「・・・」
武「でですねっ」
紫「へぇ、そうなんですか」
紫乃の顔にも嫌そうな色が見えてきた
あ「・・しーのー、早く行こう!」
わざとらしく紫乃の手を引っ張り相手を見つめる
武官は私を睨み付けてきた
やっぱり怖い
紫「そうですね。そろそろおやつの時間ですし・・」
武「すみません、姫さま。少し紫乃さんとお話しさせてはもらえないでしょうか?」
あ「え?!」
武「おやつとられてしまいますよ?」
どうやら私が邪魔なようだ
あ「・・でも・・・」チラッ
紫乃を見た
紫「そうですね・・先に帰っていて下さいませんか?姫さま」
あ「ええ!?」
紫「お願いします」
紫乃は笑顔で言ってきた
紫乃は・・・こいつと喋りたいんだろうか?
あ「・・・もういいもんっ」タッ
紫「姫さまっ」
私は一人、走った
大好きな人がとられたって言うちいさなヤキモチ
でも、あの時
私、あの場所にいれば良かったんだ
だって
そうすれば
紫乃は苦しまずにすんだのに
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葉山清蘭(プロフ) - 藍月さん» なんとお優しい…!ありがとうございます(●´ω`●) (2014年11月16日 12時) (レス) id: 3954193801 (このIDを非表示/違反報告)
藍月(プロフ) - 葉山清蘭さん» 大丈夫です!!じゃあこっちでお喋りしましょう(*´艸`) (2014年11月16日 12時) (レス) id: 980137ef63 (このIDを非表示/違反報告)
葉山清蘭(プロフ) - 藍月さん» 嬉しいです!…でも、ボードに入れないんですよね…(´・ω・`) (2014年11月14日 19時) (レス) id: 3954193801 (このIDを非表示/違反報告)
藍月(プロフ) - 葉山清蘭さん» ですよね〜てかお友達になりませんか?? (2014年11月14日 19時) (レス) id: 980137ef63 (このIDを非表示/違反報告)
葉山清蘭(プロフ) - 藍月さん» 良い人が多いです(●´ω`●) (2014年11月14日 7時) (レス) id: 3954193801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍月 | 作成日時:2014年10月26日 21時