第八話 必要ないもの ページ9
海里「俺が作った計画ですと、最低でも、キャラチェンジができないと駄目なので。」
唯世「ということだから...」
寂しそうな顔で、辺里さんが言う。
(なんで...なんでなの...)
心の中が整理できない。
海里「それでは。旧クイーン。」
旧という文字がついた自分の称号を聞いた時、本当に私は、クイーンをやめたのかと、ようやく実感が湧いた。
その後、ぼーっと1日を過ごし、お茶会がないので、久しぶりに早く帰った。
帰り道、俯いて、寂しいような、悲しいような、複雑な顔をしている自分が、カフェのガラスに映る。
そんな自分を見ると、惨めで仕方なかった。
その、惨めさを紛らわせるために、自分を否定するしかなかった。
A「私なんか...誰にも必要とされてないんだ...」
だんだん、自分への悪口はエスカレートしていった。
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十六夜ゆらの(プロフ) - なつ。さん» ありがとうございます!なるべく更新できるように頑張っていきたいと思うので、これからも、よろしくお願いします! (2018年9月14日 20時) (レス) id: bd278c9eea (このIDを非表示/違反報告)
なつ。(プロフ) - 面白いです、続きが気になります! 作者様のペースでいいので、頑張ってください! (2018年9月14日 19時) (レス) id: d5d4dc728a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜ゆらの(プロフ) - 蒼央さん» なるべく更新できるように、頑張ります! (2018年6月29日 7時) (レス) id: bd278c9eea (このIDを非表示/違反報告)
蒼央 - 面白いです!続きが気になります! (2018年6月28日 23時) (レス) id: 2840089898 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜ゆらの(プロフ) - アミさん» ありがとうございます(*^^*)頑張って書きたいと思うので、これからも、読んでくださると嬉しいです(>_<) (2018年6月26日 20時) (レス) id: bd278c9eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜ゆらの | 作成日時:2018年5月1日 18時