《銀魂３Z》メチャモテ番長…ｳｿｳｿ。メチャ夜兎番長！

第23戦 New classmates ページ24

[キーンコーンカーンカーンカーン]←音どうかしてるw


 
しばらくしチャイムが鳴る。
Aは高杉がいるであろう屋上に向かった。
…はずが、AのNew classmate達がぞろぞろと集まり妨げられてしまった。


「Aちゃんってすごく可愛いわよね、私には負けるけど」

「ふぇ!?」

「A、乳ごっさデカいアルな。私によこせよ！」

「あ、いや、ちょ！き、急に触らないでよォ…」


いきなり話しかけられるA。


「AってSですかィ？Mですかィ？」

「お妙さーん!好きで…ぐはぁぁあ」

「マヨネーズは好きか？好きだよな？」

「ピッピピピー」


とまぁ、とにかくたくさんの人がたくさんのことをベラベラベラベラ…。
主に質問で、Aは一問ずつ答えていく。

一問ずつ答えていったのはいいが、丁寧に答えていったおかげで一時間目が始まる頃にはもう既にグッタリ・エガオで机に突っ伏していた。



昼休みになり回復したAはまだ高杉が屋上にいることを願い今度こそ、と屋上に向かう。
だがしかし、またしてもNew classmatesが押し寄せてきた。

一時間目と同じように、みんなはAに話しかける。今度は自己紹介が多かった。


「そうネ!私、Aに学校の中案内するアル！」


それぞれが大きな声でしゃべりかける中、一際大きな声で叫ぶ子が。
この子、そう、銀魂好きなみなさんのご想像通りの神楽に続けて、
志村妙と柳生九兵衛はAに近寄り、「私も行くわ」「僕も一緒に案内しよう」と微笑んだ。


「ホントに？ありがとう！」


この笑顔は、同性の3人でも頬を染めるほど可愛いかったそうな。


4人はニコニコと話しながら教室を出て行った。


 

その頃、教室の隅の机。


「何よあの女ぁ。ちょぉっとカワイイからって何いい気になっちゃってんのぉ？」


今の一連を見て密かに呟く女がいた。
 

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