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4話 ページ6

誰かが私を護ってくれている。

でもそれは、いけないこと。


私は凶兆の神だから
皆といたら不幸になってしまう。


・・・本当は知ってる。
ううん、コレは知らない方がいい。
白澤様も鬼灯様も義経様も
皆には内緒にしなくてはならない、秘密。


鬼「さて、着きましたよ」

『?』

鬼「此処が閻魔殿です」

此処が閻魔殿・・・。
とても久しぶりに来ましたね。

私が幽閉される前に
1度来たことがありますが・・・
その時よりずっと立派になってますね。

鬼「閻魔大王!」

?「あれ?鬼灯君、おかえり〜」

鬼「閻魔大王、仕事は終わってますね?」

?「ギク、終わってるよー?」

『閻魔、嘘だな?』

閻「えええ!?何でわかったの!?」

『・・・・・』

私の能力、相手がバレたくないと
考えていることを読み取る。

《鬼灯君にはバレたくないなー》

と、閻魔大王は考えていたから
私に直接流れ込んできた。

閻「あ、黒澤君!久しぶりだね〜」

『相変わらずですね、閻魔大王』

鬼「お知り合いですか?」

鬼灯様は私をゆっくり床に降ろす。

閻「昔、幸せを少し分けてもらったんだ」

『・・・・』

私は人差し指を立て唇にあてる。
それ以上言わないでがわかるように。

鬼「閻魔大王、彼女を此処に
就職させたいのですが、大丈夫でしょうか」


閻「うん!大歓迎だよー!」

『あの・・・私凶兆の神ですよ?』

鬼「ええ、知ってます」

『不幸になってしまいますよ!?』

鬼「いえ、気にしませんので。
白澤さんとは違いますから、私達」

鬼灯様は優しく笑い。

鬼「おいでませ、地獄へ」

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怪目百鬼 - アヤナグリィトさん» こちらこそ(≧∨≦)これからも頑張ってください! (2015年12月7日 21時) (携帯から) (レス) id: 19044fb9c1 (このIDを非表示/違反報告)
アヤナグリィト(プロフ) - 怪目百鬼さん» めっちゃ綺麗でしたよ!またお願いします!! (2015年12月7日 19時) (レス) id: c54cbdd1c9 (このIDを非表示/違反報告)
怪目百鬼 - アヤナグリィトさん» お礼を言われるまでもありません(≧△≦)また、依頼みたいなの(鬼灯の冷徹関係)あれば何なりと。画力は終わってますが… (2015年12月7日 16時) (携帯から) (レス) id: 19044fb9c1 (このIDを非表示/違反報告)
アヤナグリィト(プロフ) - 怪目百鬼さん» わざわざ描いてくださりありがとうございます!! (2015年12月6日 16時) (レス) id: c54cbdd1c9 (このIDを非表示/違反報告)
紅零(プロフ) - はじめまして紅零と申します。怪目百鬼から頼まれまして、画像を載せることになりました。[マギ]夢主イラスト集~募集中~で載せます。どうぞ見てください。 (2015年12月6日 12時) (レス) id: c3f9c948e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アヤナグリィト | 作者ホームページ:ありません。  
作成日時:2015年9月27日 20時

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