烏天狗警察に幽閉されてる凶兆の神様【鬼灯の冷徹】

38話 ページ47

初めてのお使いです。←

今天国に来てますけど
どことなく、懐かしい場所です。

建物が中国っぽいので、
昔に戻ったようです…。

『極楽満月はどっちですか？』

シ「こっちだよ！」

キョロキョロと目移りして…
シロさんについて行くのがやっとです。

『これは…仙桃』

シ「美味しいよね、あ、見えたよ」

『あ、あそこですか』

小さい民家って感じの建物ですね。

建てたのが白澤なだけあって
見た目はやっぱり中国風なんですけど…。

さて、嫌がらせしますか。←

『シロさん、離れててくださいね』

シ「鬼灯様に似てるなぁ……」

はい、金棒振り上げて〜
極楽満月の扉めがけ投げるっ！←

ちなみに、金棒は
牛頭さんと馬頭さんにお借りしました。

拷問器具ありますかって聞いたら
金棒を貸してくれました。

白「何だよ！何なんだよ！」

桃「鬼灯様でしょう…あれ？Aさん？」

『你好』

ははっ、金棒の下敷きになってますよ、白澤。
いい気味です、ザマァ。←

『閻魔殿のお使いです。頼んだ物ください』

白「チッ、誰がお前なんかに…」

『牛頭さんから角預かってますが』

白「…………さっさと帰れ。はい、薬」

『謝謝』

薬を受け取り、角を渡して、お使い終了です。

『さて、シロさん、帰りましょうか』

シ「Aさん鬼灯様に似てるね」

『ふふ、褒め言葉です』

扉を見事にぶち壊した金棒を軽々と拾い、
最後にその金棒で白澤を殴る。

『お邪魔しました』

シ「桃太郎またね〜！」

桃「あ、ありがとうございました」

白「もう来んな！」

面白いお使いでした。

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