烏天狗警察に幽閉されてる凶兆の神様【鬼灯の冷徹】

29話 ページ34

《オギャァァァァァ》

『気になってたんですけど、これは………？』

鬼「金魚草です」

『へ、へぇ〜……』

一言いうならば不気味。

急に鳴き出しますし………。
うるさいと言えばうるさいです。

凛「食べれるんだよ」

蓮「美味しいんだよ」

『え、兼食用…？』

鬼「ええ、食べます？」

『いえ、大丈夫です』

なんでしょう。
アレを食べる………、
捌く時点でダメですね。

てか、どうやって収穫するんですか。
茎からポッキリですか？

『でも…よく見ると可愛いです』

鬼「そうでしょう、可愛いでしょう」

鬼灯様、なんでキラキラしてるんです。←

そんなに金魚草好きなんですか、貴方は。

凛「金魚可愛い」

蓮「可愛い」

この2人、鬼灯様の影響受けてます、
早くなんとかしないと。←

凛「お姉ちゃん、目隠しあるのにわかるの？」

蓮「目隠ししてても見えるの？」

『ああ、知らないんですね』

ボロボロの服を脇腹が出るまで捲り上げる。

そこには赤い瞳が規則正しく並んでる。
その瞳を指差しながら

『この瞳で見てます』

凛「かっこいい」

蓮「でも、着物ボロボロ」

視察から帰ってきても
着るものがこれしかないですね………。

鬼「丁度よかった、着物が用意してあります」

『はい？』

香「Aちゃーん」

『あ、これアカン』←

お香さんが走って来ます。

と来たら、着せ替え人形になるのがオチ！

逃げるが勝ち。←

凛「逃げちゃダメ」

蓮「着替えなきゃ」

鬼「その通りですよ」

『いやぁぁぁ！！』←

着せ替え人形まっしぐらです。←

30話→←28話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す