烏天狗警察に幽閉されてる凶兆の神様【鬼灯の冷徹】

14話 ページ16

白「何でお前が此処に居るんだよっ！！」

鬼「『地獄ですから』」

白「あー！いつもの倍腹立つ！」

『餓鬼ですか』

鬼「餓鬼以下でしょう」

香「ま、まぁまあ。落ち着いて？ね？」

白「お香ちゃんが言うなら♪」

『はぁ、妖怪の筆頭がこれか・・・』

白澤を見下していたら起きて
なんか騒ぎだしたので冷静に対応してます。

中国妖怪の筆頭が・・・女たらし。

『さっさと帰りましょう？鬼灯様』

鬼「コイツと同じ空気は吸いたくないですね」

『同感です』

白「引越して3日で似てくんなよ！お前ら！」

『うるさい、黙れ。駄獣』

白「お前の方が駄獣だろ」

その言葉に私の何かが切れた。

白澤のせいで生み出されたのは私。
白澤の方が迷惑をかけているのに・・・。

『少し、遊ぼう？白澤』

人差し指を白澤の方に向け、
力を簡単に集め、放出する。

白「うわぁぁ！」

香「A様、落ち着いて！？」

お香さんの制止を無視し
地に這いつくばる白澤をまた見下す。

『私の方が力強いの、知ってます？』

白「は・・・？」

『知識の神のくせに、私のことは知らない』

貴方はゴミですね
そう言って白澤の側を離れた。

白「何で後から生まれたお前の方が・・・」

『自分の行い、思い出してみれば？』

白澤のせいで生まれ、
白澤のせいでこの存在、否定されてきた。

『鬼灯様、行きましょう？』

鬼「はい、大王のお土産も買いましたし」

あら、ら。
鬼灯様も大王に甘いところがありましたね。

でも、今日はすごくスッキリしました。

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