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翌朝。
久し振りにぐっすり寝て心も体もスッキリな私は、キャリーに入れた二宮さんと共に家を出た。
電車を降りると、待ち合わせ場所に既にいた相葉さんがこっちに気付いて手を振る。
「おはよ、Aちゃん」
「おはようございます、相葉さん」
「ニノ、いい子にしてた？
襲われなかった？」
「イイコでしたよー、襲うってそんな！」
「心は人間の男だもん、わかんないよ？」
『お前と一緒にすんなって言ってんだろ！』
二宮さんがキャリーの中から吠える。
相葉さんは格子の隙間から中を覗き込んだ。
「ニノー！今日も可愛いねっ！」
『うるせー！』
「あはは、喜んでる」
『喜んでねーし！』
相変わらずのふたり。
仲良し。
そんなわけで、私達は稽古場へと向かう。
「私が行っても本当に大丈夫なんですか？」
「んー、わかんない！」
「え……」
「きっと大丈夫でしょ、入団希望とか言えば？
皆犬好きだしねえ」
「そういう問題じゃ……」
『いざとなったら俺の可愛さで！
メロメロ大作戦だ！』
……信用ならない、この人たち。
何なの、やる気あるのか？
と、思ったら。
相葉さんが、真剣な顔になった。
「何かあったらニノのお母さんから連絡貰えるようにしてあるから」
「はい……
目、覚ますといいですね」
「うーん、魂が犬のままで？」
「それは困りますね……」
「もっかい事故にあわせてみる？」
「私もそれ考えました」
『おいっ！殺す気かっ！』
「だってそれ以外に方法がっ」
相葉さんが突然、私の手を握る。
びっくりしていると、二宮さんにも負けないキラキラお目目で言った。
「二人で乗り越えようね、Aちゃん！」
「え……？あ、はい……」
『こらー！離れろー！』
「最悪ニノが犬のままでもさ、頑張ろうねっ」
『何を頑張るつもりだー！ふざけんなー！』
二宮ワンコはお怒りで、格子をガジガジ噛んでる。
こりゃまた相葉さんが噛み付かれるパターンだ。
いつもこんな感じなのかしら、このふたり。
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yuko(プロフ) - チカさん» チカちゃん、感想ありがとう♪キュンキュンして貰えて嬉しいです！他にも連載があるのでこれからも頑張ります、ありがとう(о´∀`о) (2017年7月31日 23時) (
レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - オム翔さん» オム翔ちゃん、感想ありがとう♪二宮さんは可愛さとかっこよさ、色気のギャップが堪らんよねｗそのとおり！Mr.ジェネリックは名前はマリックからイメージしたの。実態は松本さんだけど（笑）最後まで読んでくれてありがとう☆ (2017年7月31日 23時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - *-eni-*さん» *-eni-*ちゃん、感想ありがとう♪キュンキュンしてくれてありがとう、嬉しいです！松本Ｄと翔さんとは闇のつながりが（笑）克実さんは騙されてたってことに…可哀想（笑）幸せな時間だなんて嬉しい！こちらこそ読んで頂きありがとうございました☆ (2017年7月31日 23時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - もんじゃ宮さん» もんじゃ宮ちゃん、感想ありがとう♪コメント書いてくれて嬉しいです、ありがとうございます！ニノワンコを好きになってくれてありがとう、嬉しいです(о´∀`о)幸せな時間だなんて勿体なきお言葉！最後まで読んで頂いてありがとうございました！ (2017年7月31日 23時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - ぐちこさん» ぐちこちゃん、感想ありがとう♪出演メンバーが皆濃くて、胸やけしちゃったら…と思ったけど楽しんで貰えてよかった！最後まで読んでくれてありがとうございました(*´∀`*) (2017年7月31日 23時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2017年6月17日 1時
