・・亡国の首都・・〜元気のない君へ〜

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普「じゃあな―――」

ふっ・・・。

A「ギ…ル…？うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」泣
〜〜〜
ぱちんっ！

周りが明るくなった。

A「わかった？私が闇の中にいた理由が。」

あ「…あぁ。」

A「これで契約は終わり。有難う。そして、これからも宜しくね。」

あ「契約…？宜しくって…？」

A「こういうこと。」

真っ直ぐ歩いてくるもう一人の僕…。

すうっ

あ「！！！」

体が動かない？！しかも体が半透明？！

A「君は私に吸収される。そして、また、いつもの…本当の世界を見よう。」

あ「そういうこと…。」

A「君の記憶は私が受け継ぐ。大丈夫。貴方には感謝します。本当に有難う。」

あ「…ギルのこと、幸せにしてね。」

A「もちろん。」

僕は消えた。

でも、僕はいる。

元の―――記憶のあるA・バイルシュミットとして。

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