続き ページ18
ho「まぁ、分けてくれるならやるよ。」
どうせまた生け捕りにしてくれば言い話だしな。
と言うより今食べたほうが鮮度良さそうだからな。
貴「OK、じゃあ袋詰めしてくるね。」
ho「いや、今日はここで過ごすからここで食べてくぞ。」
貴「あ、うん。じゃあそのへんの本でも読んでて。」
ソイツは、もう喋らない肉塊をひきずり、厨房へつれていった。
じゃあ本でも読んで待ってよう。
∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵
Aside
貴「料理出来たよ。」
ho「あ、そうか。」
そう言って彼は薬棚をいじる手をやめた。
貴「なんか欲しい薬でもあるの?」
ho「いや、大丈夫だ。」
そう言って持っていた本を閉じた。
貴「早く食べよ、早くしないと腐る。」
私は本を片付ける彼を止め、席へ着かせた。
いただきます。
貴「久しぶりに誰かとご飯食べたな。」
腕にかぶりつきながら呟く。
ho「友達いないのか?」
貴「人は食材行き、魔女の友は自○、発生したイレギュラーはすぐかえすしで……それより言い方。」
こんなに会話するのも久しぶりだしね……。
ho「そうか……あ、お礼として紅茶を淹れてもいいか?」
貴「ありがとう……。」
なんだ、屋根食ってきたけどいいやつじゃん。
私は彼が入れてくれた紅茶に口をつける。
その紅茶は、いつも飲んでるのに違う味がした。
一人で飲む紅茶と全然ちが…う……な………
そこで私の意識は途切れた。
∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵
ho「………よし。」
紅茶に入れた睡眠薬がもう聞いてきた。
俺はお菓子の家に鍵をかける。
眠っている最中も縮む体に口角が上がる。
本の中に紛れていたアルバムに写る人がもしお前ならば、
ho「まるで別人みたいだな。」
きっと目を覚ましたなら、コイツは今までのことを全て忘れ、もう一度幼少期を送れる。
ho「今度は俺が一番近くで幼少期を見守ってやるからな。」
ガラにも無く眠るAに微笑みかけた。
end
28人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アンバー - リクエストお応えいただきありがとうございました!87マイム様がリクエストを執筆していただいてから一年経った今年に気づいたがために感謝が遅れて申し訳ありません…(泣)最高でした…本当に最高でした…ドンピシャでした… (4月13日 9時) (レス) id: 288caf7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
87マイム - 最近更新出来なくてすみません!!これからも亀更新になる可能性があるかもしれないですが時間がある時とかに覗いて頂けると嬉しいです!! (7月13日 23時) (レス) id: a0ad1b8b91 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリオぷらんたあ - リクエストに答えてくれてありがとうございます!(´▽`) (2023年4月24日 15時) (レス) id: 9e82763638 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリオぷらんたあ - あ、できれば拉、致、監、禁、されるくだりを入れてください! (2023年3月19日 23時) (レス) id: 9e82763638 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリオぷらんたあ - リクエスト失礼します!メア様で監、禁型お願いします! (2023年3月19日 23時) (レス) id: 9e82763638 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:87マイム | 作成日時:2022年5月29日 20時