おこたの中は二次元でした【AU】

28話目 ページ31

確かここにガムシロップがあって………。



貴？「あった………！！」



sd!ni「なにがあったんですか？」



貴？「少し待ってくれ。」














えっと賞味期限は………。



貴「せせせせ、19××年、だと………？！」



sd!ni「掃除はちゃんとした方が良いですよ………。」














そういい、私からじりじりと離れていく。














そんな目で見ないでよ(´;ω;`)














そう言えば、今日何日だ？



貴「今日は4月15日か………。」














そう、今日はインクの誕生日…………














………え












あ、うわあああああああああああああ！！！！！



貴「す、少し出掛けてくる！！」



sd!ni「………あの、本当に頭大丈夫ですか？」














その声を無視して、私は机の上のクッキーを数枚袋に詰め、インクの元へ向かった。














∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵⌒∴⌒∵














………あ、インクいた！！














しかも丁度一人！！



貴？「インクーーー！！！」



ink「あ、えっと………。」



貴「あ、俺はドリームだ………？」














ヤバイ、口調をあわせるのに慣れてきている私がいる。



貴？「確か今日誕生日だろ？だからプレゼントを作ってきたんだ。」



ink「………え、貰っちゃって良いの？」














なんとか、なんとか渡さねば！！



ink「でも、ドリームってこんな声だっけ？」



貴「た、ただ風邪を引いただけだ。」














みんなおんなじ事言うのねw



ink「それに、毒が入ってるかもしれないし貰えないよ。」



貴「え、えぇぇぇ………。」














ここからどう渡すんだよ。









………！！



貴「なら、銀のスプーンをこのクッキーにつけて見てくれ。」



ink「あ、うん。」














そういい、インクは銀のスプーンを作り上げ、クッキーに付けた。












………














しかし、何も起こらない。



貴？「ほら、毒は入れてない。これは俺からのお祝いの気持ちだ。」



ink「じゃあ、一口だけ食べてみるね。」














パクッ！！














………あ、そう言えばクッキーにガムシロップ混ぜてた様な………。














バタッ！！



貴「インクゥゥゥゥゥゥ！！！」














ちょっと大変なインクの誕生日でした。

29話目→←27話目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す