黒獣と血染め舞台の少女

無意識 ページ18

芥川ｓｉｄｅ



「「『それでは失礼しました』」」





話が終わり、首領部屋から出た。





すると、中原さんがA聞いた


中「あ、そうだ。A、服着替えないのか？」




『・・・確かにこの格好は駄目ですよね』




今のAの格好は所々破れていた




中「んじゃぁ、服買うか？」



『買い物・・・ですか？』



中「なんだァ？嫌か？」




『う、嬉しい・・・本当にいいんですか？』




Aは少し驚いたように中原さんに聞いた



すると、中原さんは笑って





中「嗚呼、いいぞ。今から行くか？」



とAに言った。




『はい！行きたいです！』




Aの表情は少し柔らかくなり声はさっきより明るかった





・・・・イラ・・・・・






・・・？




何故僕は今イラっとしたのだろうか？






中「んじゃあ、行くか！」



『はい！』




「っ・・・」






・・・一瞬僕でも何をやったのかわからなかった。







気がつけばAの腕を引いて






「中原さん、僕が行きます。」



といっていた。

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