【白竜】 好き過ぎて止まらない 【ヤンデレ】

【第７話】 ページ9

空「Aー」

貴「ん?」


ドリンクを作っている途中、葵に声をかけられた


空「Aもやる女になったよね」

貴「...は?」


葵の言葉の意味が分からなかった

私はいつでもやる女だが...!?


空「いやー...だってさ、兄弟愛って禁断でしょ?なのによく皆の前で告白して...」

葵は浅く息を吐いた


褒められているのか何なのかよく分からないな...

貴「つまり...究極って事?」

空「..ま、そういうことにしておこうじゃないの！」


葵は鼻で笑った

理解ができないが...上から目線だということは分かった

貴「何よそれ！私は究極の中の究極でどの究極よりも究極であって...」

葵「はいはい、さ！持ってくよ！」

貴「ああー!!聞いてないなー!?」

葵「聞いてる聞いてる」

貴「うっそだー！」

そんな会話をし乍もドリンクを持ってグラウンドに向かう


・


水「遅かったじゃねぇか、何してたんだ?」

水鳥さんが何時もの調子で言う

空「ちょっと話に夢中になっちゃいまして...すみません..」

葵が深く頭を下げると、水鳥さんは「えっ」と声を漏らした

水「あ、否...別に謝らなくても..」

水鳥さんは焦るように言った

貴「じゃあ水鳥さんが謝ってください」

水「嗚呼、すみませんでした...って何でアタシが謝らなきゃいけねぇンだよ!!」

ノリツッコミというやつか...うん、素晴らしい(

貴「水鳥さん握手、お願いします」

水「...え?..嗚呼...良いけど..」

よし....この手は一生洗わないでおこう..

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