本田凛92 ページ14
凛:私の真似してたら上手くならないだろ。
脳天を軽く叩く。
主:え…だって、本田先輩の持ち方かっこいいんですもん……!
凛:ったく、お前はお前の安定スタイル教えただろう。
私と佐島は今訓練中だ。
拳銃を使って私は射撃練習している。
的からそこそこ離れている。
体は横を向いていて、顔と銃を持った腕だけが的を狙う。
主:だって先輩銃横に倒して構えるじゃないですか!かっこいい!!!
最初入ったとき持ち方違うって怒られたよ。
凛:…つか、お前はスナイパーだろ。
主:でも、そういう持ち方してみたいー!
小学生かよ……。
凛:いつか教えてやるからな。
主:!!やった!!
△▽休憩▽△
主:疲れた……!!
凛:まだまだだぞ。
主:!?!?…はぁ…いいな、先輩はなんでも出来て…
凛:そんなことない。トリオン量はかなり少ないぞ?C級の方が多いくらいだ。
主:でも、私、先輩のことめちゃくちゃ尊敬してます!憧れてます!だから、絶対絶対、先輩より強くなりますから!
凛:…!…いん、楽しみにしてるから。
赤城:あ!Aちゃん!と、凛ちゃん先輩!
高梨:あ、先輩のこと、司令が呼んでましたよ。確か、これからのこと聞きたいって、あと、雑雑誌社が来てましたよ。先輩取材したいって。
凛:…めんど。司令には、会う。雑誌社は嵐山さんとかにでも回しといて。
高梨:はーい。
訓練所を出た瞬間、城戸さんに出会す。
凛:…なんすか?
そう言い捨てて、壁に寄りかかり、目を伏せる
城戸:…きいたか。
凛:もちろん。
城戸:続けるよな?
凛:うん、でも、条件つきならね。
城戸:…内容にもよるな。
伏せていた目を城戸さんから伸びた影に焦点を合わせる。
凛:……赤城ばかり、戦わせるな。
城戸:…考えておく。
凛:このことは、誰にも言わないでよ。
城戸:無論
出水:凛!って、城戸司令!ナンパっすか!?駄目っすよ!俺のなんで!
ぐっと引き寄せられる。
凛:ぐるじ…っ!!
城戸:…私の年齢を考えろ。
一瞬だけ私を見て踵を返して去っていった。
出水:…おい、何もされてないな!?大丈夫か!?
此奴はいつも面白い事を言ってくるから一緒にいて楽しい。
凛:ふっ、大丈夫。心配し過ぎ。私だってそこまで天然じゃない。
軽く笑って頭を思いっきりくしゃくしゃにする。
出水:ちょ…やめろよ!…ってか俺と夜桜と米屋で勉強するってなってたろ!呼びに来た!いくぞ!
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作者名:皆が大暴走しています(仮)作者様方々 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/
作成日時:2015年5月28日 16時