【文スト】愛?【太宰治】【ヤンデレ】

21. ページ22

今発作かよ!?

そのままぶっ倒れる。

太宰「Aっ!?」

あ、なんでだろう。
今、私頭おかしいのかも←
だって、彼氏であり上司である治を、
頭が痛い。しかし体は軽い。
駄目だ。堪えろ。
それ以上近付かれたら、
触れられたら私は治を___






すうっ




...あれ?発作が収まってる?
なんか治に触れられたら治って、

...もしかして異能無効化?


確かに私の発作は異能の使いすぎによるもの。
でもそれさえも無効化できるのか!
え、治の異能力有能過ぎんか。


『あー、治、治った。
　この発作は異能の使いすぎによって起こる。
　でもたぶん今治が無効化したんだと思う。』


太宰「そういうのははやく言ってよ...!」


『ごめんって!
　でも発作中は破壊衝動が付きまとうの。
　さっき治に近付かれた時、殺 したくて堪らなかった。』


太宰「Aに殺 されるなら本望なのだけど」

『え、その場合私は上司を殺 した裏切者になるので嫌。
　...それに、治が死 んじゃったらやだし...。』

太宰「嬉しいこと言ってくれるねぇ

　 でもやっぱり私の側から離れちゃ駄目だよ?
　 いつ発作が起こるか判らないから」

『うん。ありがとう、治。』



______しかしこれは言い方を変えると治の側を離れちゃいけないと言うルールを正当化したと言うこと。
詰まり誰もが私たちの間に入れない。

完全な束縛生活の始まりでは!?






...誰か助けて。

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