【テニプリ】もしも王子様たちが吹奏楽部だったら

全体ミーティング3 ページ4

幸村「そろそろいいかい？」

白石「あぁ、スマンスマン。時間使ってしもたわ」

幸村「俺は立海大付属中部長、幸村精市。フルートパートのパートリーダーと木管のセクションリーダーを務める。みんなで音楽を楽しめたら嬉しいな。よろしく」

立海の幸村さんか......。
初めて会ったけど、なんだかすごいオーラを感じるかも。
木管のセクションリーダーってことは関わることもあるかもしれないなぁ......。

幸村「じゃあ最後、手塚」

手塚「あぁ。青春学園部長、手塚国光だ。トランペットパートのパートリーダーとコンダクターを務める。それと、この練習会をする中で気付いたことがあったら俺に言ってくれ。善処する」

一度、手塚さんの指揮で演奏したかったんだよね〜。
どんな指揮をするんだろうなぁ。

幸村「みんな終わったね？じゃあ次はこの演奏会について俺の方から説明するよ」

手塚「頼む」

幸村「知っての通り、ここにいるメンバーは全国の吹奏楽部から選抜されたメンバーだ。本当は、氷帝からクラリネットとトロンボーンにひとりずつ女子が来る予定だったんだけど今回は不参加ということになった」

A「えっ！？」

あっ、つい......。

幸村「Aちゃん、だっけ？今回女子はキミひとりなんだ。いろいろ大変だとは思うけど、演奏会を成功させるために頑張ってくれるかい？」

A「......はい」

幸村「一応そのふたりも演奏会に招待しているから、俺たちの演奏を聴いて『次の機会があったらぜひ参加したい！』って思ってもらえるようにしよう」

A「はいっ！」

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