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任務から帰り、恵と会った
悟は上に呼び出しくらって今はいない
恵「頬、怪我ですか？」
『うん、ちょっと掠っちゃって』
恵「大怪我じゃなくて良かったです」
『本当にそれ、大怪我だったら悟が怖いし』
恵「っ…は、早く治ると良いですね」
恵はそう言って、私の頬に触れた
だが、触れた優しい手は直ぐに離れてしまった
悟「めーぐみ？何してるの？」
恵「っ、いえ………失礼します」
『悟…！』
悟は私の事を抱き締めた
悟「はぁ……やっぱり部屋から出したくないなぁ」
ゾクッ
背筋が凍るような寒気が走った
このまま身を委ねていると本当に＿＿＿
私は悟から離れた
悟「A…？」
悟は驚いた顔をしていた
『わ、私疲れてるから部屋に戻るね！』
ぎこちない別れ方だったけど、これが正解だろう
私は部屋に戻り、鍵をかけた
やっぱり、コワイカモ
最近の悟、ちょっと変
過保護っていうか、なんていうんだろ
付き合ってる訳でもないのに、愛が重い
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作者名：しのめ | 作成日時：2020年11月23日 2時
