鏡音レンが三次元に来たようです 2

うう…~貴方~ ページ4

私…

ミクを守れなかった…

あのとき私が…

私がいけば…

ミクも…

傷つかなかったのに

私の馬鹿……

貴「……うぅ……」

さっきから

部屋に一人

ずっと泣いている

泣いて

泣いて

涙が枯れるくらい

泣いて

罪悪感を消そうとしている

…そんな私が

可笑しくて

惨めで

馬鹿らしい

生きているのも

存在しているのも

馬鹿らしい…

ねぇ…

誰か教えてよ…

生きている訳を

伝えてよ…

消された存在を

貴「…もう…死んだら……」

私は…

どうすればいい

死ねばいいのか

この世から消えるのがいいのか

だって…

家族関係者じゃない

ミクを…

傷つけてしまったんだ

もう私に……

生きている価値は…

レン「…マスター…?」

貴「レ……ン…」

レン「…泣かないで…ミク姉は…すぐなおるから…」

貴「そういう…問題じゃない……」

レン「…そんなに…自分を傷付けないで…」

私って

何様なんだろう…

皆に

嫌われて

好かれて

皆を…

傷つけて

この世に

さよならの理由なんて……

なければ…

したいのにっ……

…!!~貴方~→←やめて…~貴方~

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