病んでる兄に愛されて (ページ21)

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病み20％ページ21

ありさ視点

翌日、私は一週間ぶりに制服に身をつつんでりく君と登校している

ありさ「何か....ごめんね！！色々心配かけて」

りく「よかった｡お前の身に何かあったのかと思ったんだぞ」

そりゃそうだ｡なにせ一週間も連絡が繋がらなかったし学校を休んでたんだ

そう思われて仕方ないかもしれない

ありさ「でもありがとね！！りく君がお兄ちゃんをうまく説得してくれたんでしょ？」

りく「あぁまぁな。でもお前の兄貴何か変な事言ってたんだよな」

ありさ「お兄ちゃん何て言ってたの？」

りく「いや俺が後でありさを悲しませる事になるって」

その言葉を聞いた瞬間私は思った
やっぱりお兄ちゃんは何か企んでる

よく考えればおかしいよ。あのお兄ちゃんがこんなにもすんなり私を解放してくれるなんて

もしかしてりく君を殺すつもり？

りく「おいありさ大丈夫か？」

ありさ「あ、うん。平気」

私は慌てて笑顔を作る

何を企んでるの？お兄ちゃん