病んでる兄に愛されて (ページ20)

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病み19％ページ20

ありさ視点

もう七時か。
お兄ちゃん今日はバイトだな

ガチャッ

秋人「ただいま」

ありさ「おかえり....」

秋人「そうそう今日面白いことがあったぞ」

ありさ「面白いこと？」

秋人「あぁ。お前の彼氏がお前の事心配してたぞ｡良い彼氏だな」

嘘。そんな事思ってないくせに

秋人「ありさ....」

ありさ「何？」

秋人「明日から学校行っていいぞ。彼氏とも思いっきり遊んでこい」

お兄ちゃんの口から出たのは思いもよらない言葉。

ありさ「何､企んでるの？」

秋人「何も企んでないさ。少しは信用しろよ」

そう言いながらお兄ちゃんは手錠や首輪をとってくれた

やっと自由になれる

きっとりく君がうまく説得してくれたんだ

私は改めてりく君に惚れ直す

秋人「ほら携帯も返す。何か、色々ごめんな」

ありさ「うん。よかった元のお兄ちゃんに戻ってくれて」

正直、まだ不安だけどお兄ちゃんの表情からするとだいぶ反省しているようだった