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「いよいよ開幕！」
「演劇部、部活見学！！」
「いぇーい！！」
「ヒューヒュー！」
朝からこのテンション、このノリの3年組。
2年生や顧問は
部活動見学に支障が出ないか心配だ。
「なんと！？」
麻瑚が見学に来た１年の方を見るや否
何かを発見した。
「どうした麻瑚！」
と、飲み会の時のおっさんみたいな
テンションで麻瑚に絡む春。
「か、可愛い子が…」
「なに！？何処にいる！」
南も続けてその可愛い子を探す。
やばい、練習が始まる前に部活動見学がめちゃくちゃになるかもしれない。
もうこの茶番劇を止めるのは鈴音しか…
「やっべえよ！」
「どうした鈴音。」
「１年にめっちゃ可愛い子がいる！」
「いや、皆可愛いくて。」
お前ら女子本当に女子かよ、
とツッコミたくなるような会話だ。
「１年生こんにちは！演劇部部長の花咲鈴音です。今日は来てくれてあり…」
「はいダウトー！誰が部長だよ！
この部活の部長は、この私ですー！」
鈴音の自己紹介を遮って部長は私だ！
と言い張る麻瑚。
「はいダウトー、何言ってんの2人とも
此処の部長は…」
「この人でーす！」
「えっ！？」
春と南に連れて来られたのは
全く関係のない…
「なんと！？」
「う、ウルトラマンじゃないですか！」
まず、何処から連れてきたんだ。
ウルトラマン大好きの麻瑚なんて
目を輝かせてるし。どこの男子児童だよ。
「はーい演劇部部長のウルト･ラ･マンです。」
とノリがいいのか自己紹介を始める。
「は、早く部活始めて下さい…」
何故かキョドる顧問の先生。
注意しろよ。
「今日の演劇部はですね…」
全く関係ないにも関わらず演劇部の説明を始めるウルト･ラ･マン。
「えっと演劇のリハーサルですかね。
今は赤ずきんを演じています。」
ですかねって言った。部長(仮)が。
ーーーー
赤ずきん「死ぬなーーー！猟師！」
猟師「…っ私は…これまでか…」
赤ずきん「猟師ー！」
狼「フハハハハ！遂に猟師までを殺した。
次は赤ずきんだ！」
赤ずきん「死ねーーーっ狼！」
ーーーー
台本通りでも練習通りでもないこの劇。
「…」
あれ？
何今の赤ずきんってあんな話しだったけ？
演劇部の茶番に言葉を失うウルト･ラ･マン。
『演劇部ってこんな感じなんだね！』
『なんか楽しそうだね！』
『うん！賑やかで！』
１年生への評判はまぁまぁ。
普通の演劇部はもっと真面目なんだろうけどね！
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東雲 南(プロフ) - JACKさん» ありがとうございます。頑張ります！！他にも何かあったらどんなことでもいいので言ってもらえると嬉しいです！ (2017年7月2日 8時) (
レス) id: 013eb1ffda (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 東雲 南さん» よかったです、楽しみにしています(*^ω^*) (2017年7月1日 21時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 南(プロフ) - JACKさん» 全然大丈夫ですよ！ありがとうございます！ (2017年7月1日 21時) (レス) id: 013eb1ffda (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - よく読み返してみたらなんか上から目線っぽいです！あああ、すみませんお気を悪くなされたらすみません！ (2017年7月1日 19時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 東雲 南さん» そうですね…脚本を自分たちで考えてやってみるというのが見たいです。高校演劇はあまり童話とかはやらずに普通の日常とかを演じて伝えたいこと(家族愛など)をテーマに書いていくというものが多いので悩む部員の姿が見たいです！(説明力皆無) (2017年7月1日 19時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南城 x他1人 | 作成日時：2017年5月31日 22時
