Sweet Lesson2

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「えっあ、すいません！」



「謝らなくていいよ笑 でも緊張して事故っちゃうかも」



「ええっ！？それは困ります！」




「冗談だよ笑 こんな可愛い子乗せといて事故なんか起こさないよ」



か、かわいい…？



「ん、？」



「もう一回言おっか？こんなかわい「あー！いいです、遠慮しときます！」




「ふは笑 その髪型似合ってる」




藤ヶ谷さんからお褒めの言葉をいただきました




「ありがとうございます…//！」




「あのさ、前から思ってたんだけど藤ヶ谷さんってやめようよ」



「え…」



「なんか他人みたいじゃん、名前で呼んでよ」




「名前で、ですか！？」




「んーあだ名とかでもいいよ、太ちゃんとかさ」




「太ちゃん！？」




んーでも、太輔はかなりハードルが高いし、他に何かあるかって言われると…



「じゃあ太ちゃんにします！」



「おっけ。俺は佐藤さんじゃなくてAちゃんって呼ぶね」




ひえええええ


ふじ、違った

太ちゃんからの名前呼び

慣れるまで当分かかりそうだなぁ



それから色んなお話をしてると


ショッピングモールに着いた




「よし！到着」



「ありがとうございました！」



「いえいえ、じゃあさっそく母親のプレゼント選びに行こっか」




「はい！何がいいですかね」



「んー、候補は一応いくつかあるんだけど」



「でも藤ヶ谷さんからだったらなんでも喜んでもらえると思いますよ！」



「……」



え、無言！？


なになに私なんか変なこと言った？


1人で焦ってると



「太ちゃん、でしょ？」



「あ、！そーでした！」



「はい、ってことでやり直し！」



「え、もう一回言うんですか？」



「うん」



「分かりました…
太ちゃんからのプレゼントだったらなんでも喜んでもらえますよ！」



「よし、合格」



そう言って目線を合わせながら頭をポンってされた




あまりにその動作が自然すぎて


一瞬何が起きたか理解できずにいた

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