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63日目 ページ36

太宰side


探偵社にて______


太宰)「あーもう!A来るの遅い!

中也と森さんに譲るんじゃなかった!!
まだ?まだ来ないのかなぁぁぁぁぁぁ」


信じられない。私のAなのに!

国木田)「俺は仕事が捗って嬉しいけどな」

なんか利用されてるみたいでやだ。
Aのこと言う権利なんてない癖に。


purururururu


太宰)「はいー。なんだい安吾」

「太宰さん。情報提供遅れてすみません」

太宰)「そんなこといいから早く。
私のAは何処にいるんだい?」


「えっとですね…今は赤道付近ですね。
アフリカ大陸の近くにいるそうです。」


太宰)「はぁぁぁぁぁぁ?
アフリカぁ?横浜に居ないの?」


「ポートマフィアによると、
お散歩に行ったようです。」

太宰)「散歩ぉ?
私の処に寄らずに行くだなんて!!!」

大丈夫かな、頭。
魔人に洗脳されてなきゃいいけどなぁ。

「そんな事言われても知りませんよ。
聞いただけなんですから。」

太宰)「ホント信じられない」

やっぱり自 殺しよう。うん。
でも少しでも近づくために海かな。

よし、海に流されよう。

「もう直ぐ探偵社にパーティの
警備が依頼されるでしょう」

太宰)「それが何?私、死にたい。」

「貴方はその依頼を断り、
パーティに参加した方がいいですよ」

太宰)「ふーん。なんで?」

「ポートマフィア主催のパーティです。
ただのパーティの称してますが、
恐らく重大発表があるでしょう。


参加者が2億952万8千36人ほどだとか。」

太宰)「考えておくよ。じゃあね」



国木田)「おい、太宰!仕事しろ!!」

太宰)「やーだねー。帰りまーす」

家には帰らないけど。
私を置いていく悪い子には制裁を加えないとね





太宰)「ついた。」

私が向かったのは、
Aの大好きな食品メーカー。



「ど、どちら様でしょうか」

太宰)「Aの友人さ。
いずれ恋人になる予定だけどね」

「あの…何の御用でしょうか」

太宰)「 」

「倒産しろということでしょうか…?」

太宰)「お金なら私が提供する」

むかしの通帳なら残ってるからね。
手をつけるつもりはなかったのだけど。


「分かりました。しかし、何故…」

太宰)「ふふふ、内緒。」

あ、そうだ。もうひとつ頼んどこう。

太宰)「 」

「かしこまりました」

そして、

太宰)「今度特注のケェキを頼むよ」

「分かりました。」

あぁ、A愛してるよ。
彼女は私のモノだ。

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作者名:ゆーき | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年12月25日 21時

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