48日目 ページ17
中也side
森)「いやぁ、驚いたねぇ。
モモ様が戻ってくるとは。ねぇ、中也くん?」
中也)「えぇ...驚きました。」
森)「今、なんで来てもらったか分かるかね?」
知るわけねぇだろ←
中也)「いえ...わかりません。
組合のことでしょうか...?」
森)「Aちゃんのことだよ」
!?
中也)「A...ですか?」
森)「モモ様から手紙が届いてねぇ、
ちょっと見てほしいんだよ」
え、何故俺が?
中也)「分かりました...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中原中也へ
先程はいきなりですまんの。
妾は江戸川モモである。
Aの面倒見てくれてありがとな。
この手紙はお主と太宰治に送っておる。
必要だと思ったからじゃ。
さて、本題に入るぞ。
Aのことを、無敵だと思っとるか?
だとしたらお前は無能である。
彼奴の異能は中途半端なのじゃ。
彼奴の異能は好きな姿に変身する異能。
従って変身した奴の異能を使えるなど
ついでにすぎぬ。わかるか?
彼奴は汚濁を使えぬ。妾の最大の武器となる
異能も使えぬ。故に不便なのじゃ。
もう一つ、欠点がある。
寝ている間は元の姿に戻るのじゃ。
12歳の少女の姿に。
これを生かして作戦を考えろ。
Aに怪我でもさせたら分かっとるな?
森鴎外は処刑だ。
分かったのなら行動で示せ。
期待しておるぞ。
灰色の使い手より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中也)「...期待されてるんですかね?」
森)「そうだと思うけとねぇ...
いやぁやっぱモモちゃん怖いわ。」
中也)「仲、良いのですか?」
森)「まぁ昔はね...
彼女は最強だったからねぇ...」
だった...か。
じゃあ今の最強は誰だ?
Aか?組合か?それとも...
森)「まぁ、中也くん。頑張り給え」
中也)「畏まりました」
誰が最強かだなんてどうでも良いか。
今は組合...だからな。
森)「あ、中也くん?
あとで太宰くんの手伝い行ってきてね」
...最悪だ。
60人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆーき | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月25日 21時