小さな恋心と大きな復讐心

孤独に包まれた私 ページ6

〜今現在私がいる所は11区という事以外何も分からない、ただ暗くて寒い裏路地に私はただ呆然と立っている、これから私は何をしたらいいのか、何をするべきなのかまったくもって分からない分からなすぎて自分自身に腹が立つ〜




貴「クソｯ!これからどうすれば････････良いの?」



〜あまりの苛立ちに近くのゴミ箱を思い切り蹴りあげる、そしてそのまま膝をつき地面に手をつけてまた私は泣いた････････その時私お腹の音が鳴った〜





　 グゥゥゥ････


〜私の体は肉が欲しいと言わんばかりに鳴った、思えばここ一ヶ月何も口にはしていなかった事を思い出した〜





貴「こんなときでも体は正直だ、仕方ないけど私の力でも狩れる人間を探そう」




〜私は泣くよりも自分の空腹を満たす事を優先した、きっと人間などは自分の空腹より泣くことを
優先するだろう………もう、その時点で喰種と人間は違う
あぁ人間はうらやましい命を狙われるのも目の前で自分の家族が皆殺しにされる事はほとんどないだろうけれどうらやましいからこそ心の底から憎めるのだから〜



貴「女の人いないかな?」



〜しかし、どれだけ走っても喰種の男か女しかいない痺れをきらした私は仕方なく喰種の女２人組を襲う事にした女たちの様子はまるで血酒でも飲んだかのようにべろんべろんの状態だった
今の私でもこの状態なら殺せるのではないのかと安易に思った〜



貴(確かお父さんが独り言で、共食いをすれば強くなれるとか言ってたっけ？)
「そんなことより、早く食べたい」




女喰「キャハハハ〜！やっぱ、ストレス解消は血酒飲むに限るねー！」

女喰２「ホントだよね〜！マジヤバいわ」


貴「夜分遅くにすいませんね、貴方達ちょっと死んでください」


女喰「な、なに馬鹿なこと言ってんの！？それにその悪趣味なマスク喰種でしょ！
何で、喰種の私達なんかが殺されなきゃいけないの白鳩でもあるまいし！」



女喰２「そ、そうよ」


貴「貴方達が喰種だってことは百も承知ですよ、私はただお腹も空いて誰にも負けないための力が
欲しいのであえて喰種の貴方達に私の糧となってもらおうとおまっただけですよ大丈夫です
抵抗しなければ一瞬で楽にして差し上げますので」



女喰「い、イカレテル」

女喰２「喰種でも所詮子供大人の私達に何かっ！」


貴「殺せますよ、丁度良い鬱憤晴らしにイタブリナガラ喰ってあげましょうか？抵抗したらの話ですが」

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