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No.75 ページ39
そしてしばらく打ち合うなか1発の銃声が響く。
辺りの音が煩いほど響いているのに、
銃声などいくらでも響いているのに、
なぜかその銃声だけがはっきりと誰に向けられたものか聞き取れた。
官軍1「おや。貴方方の大将殿が撃たれたようで。」
信じたくなかった反面、歴史通りにことが進んでいることに安堵した。
結人(土方・・・。)
今すぐにでも駆け寄りたい。
でもそれは目の前にいる敵に背を向け逃げると言うこと。
結人(背中の傷は剣士の恥だと言うしな。・・・よし。
結人、名前を聞いて。また生きて再戦することを約束して。)
結人(御意。)
お前、名はなんと言う?」
その問いに彼はわずかの間考え言った。
官軍1「私の名前は・・・。
桂小五郎」
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作者名:さすらいの作者 | 作成日時:2017年11月22日 15時