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No.71 ページ35
もう少しで全てが決まる。
未来も過去も全部決まる。
土方「俺はこの柵にいて、この戦場から退こうというものは斬り倒す!!
決して敵に背を向けるな!!」
その言葉に雄叫びが上がる。
そして火蓋が切って落とされた。
結人「進め!!我ら侍の未来のために!!」
閧の声がそこかしこで上がり敵味方まぜこぜになる。
しかし押しているのは政府軍。
我々幕府軍は蟻のように倒されていく。
結人「我らの底力、見せつけてやれ!!」
何人もの敵を斬った。
誰が誰だか解らない。
ただ自分の命を、味方を、守るために剣を振るう。
結人(時戒僧(じかいそう)様!!助けてください!!私に知恵を!!)
そう願った瞬間、頭の中に2つの声が響く。
時戒僧(Aよ、お主、忘れてはおらんか?第二人格の存在を。)
人格結人『拙者のこと忘れちゃあ困るでござる。ずっと我慢してきた。戦わせてほしいでござるよ。』
そうだ、今は彼に任せよう。
結人「ははははははっ!!!暴れてやるぜ!!!」
来るべき時に交代すればいいのだから。
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作者名:さすらいの作者 | 作成日時:2017年11月22日 15時