朔間凛月に成り代わったのだが...

5話 ページ6

あの後、無事に入学式が終わった

恐らく母さん達の配慮なのだろう...俺が座っているあたりだけ日が当たらないようにカーテンが閉まっていて、暗かった

そのおかげで最初から最後まで入学式に出席出来た

母さん達には感謝しかない

担任「はい！では自己紹介をしましょう！

まずは私からします！私の名前は神楽坂新海(かぐらざかにいみ)です！1年間よろしくね！」

モブ1「せんせー！なんでカーテンしまってるの？」

担任「あー...それはね。このクラスのお友達に日光に弱い子がいるからです！ですが、みんなと同じいい子なので仲良くしてあげてください！」

モブ1「はーい」

...絶対母さん達だろうな

うん...感謝しか生まれないな

担任「まずは一番前の廊下側にいる子から自己紹介しましょう」

それにしても元気だなぁ

俺が呑気にしていると俺の前にいる青い髪の子の順番が回ってきた

？「しんかいかなたです♪水がだいすきです♪ぷかぷか楽しいですよ...♪」

かなた君か...変わってるなぁ

『さくまりつです...小さい時にじこで片目見えなくなって、色が黒と灰色と白にしか見えなくなりました
でも仲よくしてくれるとうれしいです(ﾆｺｯ』

俺が言うと拍手が聞こえてくる

優しい子達ばかりでよかった

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