【黒バス】奇病パロ集めてみた【短編集】

左目から真っ青な花＊花宮 ページ13

花宮真は左目から真っ青な花が咲く病気です。
進行するととても惚れっぽくなります。
＊
「…今日も入ってやがる」

一か月前くらいから、俺の下駄箱の中には小さな白い小袋が入っている。
最初は期待しちまったけど、最近では慣れてしまった。
何が入ってるか？んなの簡単だ。花の名前は知らねえけどいつも違う花の種。

「花宮、いつも思うんだけどその袋なんなんだ？」

「うっせ。おめーには関係ねーよ、原」

「なんなんだよ…」


何か捨てられねえんだけど、育てる気にもなんねーんだよな。

ったくいっつも誰なんだよ！

あ、壁蹴っちまった。

「痛っ…」

と思ったら誰かいるじゃねーか!!

何か落としたな

「おいおい大丈夫かよ…ってこれ…」

「あっ…」

花の、種…もしかしてこいつか？

「てめえいっつもいっつも俺の下駄箱に何の用だよ。あぁ?」

「ひっ。ご、ごめんなさい！用はあるんですけどまだ言えないんです…でも、上げた順番に種をすりつぶして、体内にいれてください。きっと役に立てます…！ごめんなさい。。。」

そう言って走っていった小さい奴。
必死そうな感じだったけど。
まあ俺には知ったこっちゃねえな。


それから数日もたたないうちに、俺の左目にはひどく真っ青な花が咲いた。

＊
花の種が薬になります。

主人公の出番どこいったねん( ﾟдﾟ )

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