松野おそ松のホントの性格。

貴方side ページ21

脳の検査をするために

1週間入院することになった。





お母さんたちは仕事で海外に

いかなくちゃならなくて




代わりに一松が送ってくれた。




一「赤塚病院って結構古いね。･･･ﾋﾋｯ。」

貴「やめてよ一松っ･･･！怖いじゃん！」

一「大丈夫だって。」





･･･こんなに楽しいやり取りしてても

なぜか心に穴が空いたような気がする。




貴「･･･そういや、私、最後に･･･。」

一「･･･最後に？」

貴「デカパン博士とあった気がする･･･。」

一「デカパンと！？」

貴「･･･うん。確かに会って話したよ。」

一「何を話した？」









あれ、何を話したんだっけ





私、デカパン博士となに話した？





どうしよう、思い出せない。





何か･･･すごく胸が苦しくなって





涙がこぼれてデカパン博士を困らせたよね。




だけど、何について話したか、思い出せない。









貴「･･･ごめん。」






一松はため息をついて

こっちを見た。





一「Aは悪くないから、大丈夫･･････。」






一松にも、カラ松たちにも、家族にも迷惑かけて･･･。

私、本当にバカじゃん。





早く思い出したい。


･･･思い出したいな･･･。





・

チョロ松side→←十四松side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す