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「…ホンマに、何なんお前…っ何やねん！ウザイわ…っ！」
『ご、ごめんシャオロンさん…』
「…何で、俺こんなに涙止まらんの…っ意味わからんやろ…っ」
彼の目から涙が沢山出てきていたが
「…おぶったるわ」と目の前にしゃがむシャオロン
は？と言う私の声に卯月が
「案外こいつ力あるから甘えれば？足引き摺りながら歩くの辛いでしょ？」
なんて言いながら私の背中を押す
シャオロンは私を見てから前を向いた
『じゃあ、お言葉に甘えます』
「…」
「シャオロン照れてる？顔赤いよ？」
「煩いわ！はよ行くで保健室」
『よ、よろしくお願いします…』
おぶってもらうなんて前世ぶりか
母も父も全くそういうのしてくれないから本当に新鮮で
シャオロンの肩に手をやって身体が密着する、なんだこれドキドキする
私が体を預けたのを確認した彼は立ち上がった
全く成長しやがって…恋のキューピットはちょっと負傷しちゃったから許せ！
なんて心で感激していると、後ろならか細い声が聞こえた
「2人共……ありがとう」
階段を下りる前に彼女から聞こえた言葉
ふと振り返ったシャオロンの動きで私も振り返ることになり卯月の顔を見れば、泣いていて
『泣くな泣くな！幼馴染組は涙脆すぎる』
と愉快に笑う私に誰も返事は返さなかった
彼の配慮だろう、人目のつかないところを歩き保健室に辿り着く
私を下ろしたところで「重いわ」とつぶやいたので軽く頭を叩いてやった
扉を開ければしんぺい神が私と卯月の姿を見て慌てながら手当をしてくれて
『ありがとうペ神』
「先生やろ〜」
『…そうだった、ありがとうございます』
「Aって先生と仲良かったの？何関係？」
「ペ神、俺先帰るわ」
『あ、シャオちゃんあり、が…シャオロンさ…ん、ありがとう、ございました……』
また私は…やってしまった……
静まり返る空気
彼は少し黙って「おう」と出ていく
卯月は私を見て「仲良くなるの早かったね」と足を組み、制服からいつの間にジャージになっていることに気がついた
「卯月さんは着替えたら少し休んどき」
「私シャオロンに言いたいことあるから…大した怪我してないし、お世話になりました」
「ホンマ？辛くなったら来いや」
「はい、Aまた後で」
『うん』
卯月はシャオロンの後を追いかけるように保健室を出て
謎にソワソワしている私とは真逆に溜息をつき、少し口がムスッとしているしんぺい神
その表情に気がついたのは今
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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