29話 ページ8
貴方side
『記憶が………ない?』
「…………」
流星は、はぁとため息をつき、新しく煙草をだした。
「お前には、真実を伝えなきゃならない。」
『真実?』
「明後日の夜。あんていくの外にいろ」
『!』
顔がこわばるのがわかった。
もしかして、トーカのことも知ってるのか
「お兄ちゃんとして、お前の住居はどこかぐらい知らなきゃならねぇだろ」
違った。ストーカーだ。←
『とりあえず俺は行くわ。』
窓に足をかける。
兄よ。ここは二階だけど。
「俺の目的はアオギリ殲滅ではなくー、お前に会うことだったしな」
満足、と笑う。
『……………またね。』
「あぁ。またな」
二人して笑い合う。
しゅっ、と飛び降り綺麗に着地。
手を振れば、どこか照れくさそうにふりかえす。
〈真実〉とはなにか。
私は真実とやらを受け止めれるのだろうか。
雲が月を隠すように、わたしの心にもモヤがかかった。
クイーンのマスクをつけ直し、ふーと息を吐いた。
走り出し周りを見渡しても喰種やCCGとは合わないまま、屋上についた。
「おやー?」
後ろからとぼけた声が聞こえた。
「これはこれはクイーンじゃないですかー!」
白髪、目の下の赤いバッテン。どこか楽しそうに笑っている。
『白鳩さん?』
「そーですー。鈴屋什造といいますー」
へらっと挨拶をしてきた。
「クイーンさんは名前なんですかー」
『………………ない。』
本名を言うわけにはいかないので黙ることにした。
「ないんですかー?なら……Qちゃんでいいですかー?」
なんだ、この子。
可愛いじゃねぇか(戦慄)
『!…………それ』
血だらけで倒れるヤモリらしくもの。
「これは僕のですよー」
『……………そう。』
なかなか怖い子だな。
『じゃあいくね。またね、什造』
「はい。バイバイですー。Qちゃん」
どうやら見逃してくれるようだ。
機嫌よくてよかったー。
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ティアラ(プロフ) - ちぇりぃさん、ありがとうございます!これからもこんな駄作ですけみてくれたら嬉しいです(´∀`*)す (2015年1月24日 23時) (レス) id: 9ceb3f9ce9 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりぃ(プロフ) - いつも楽しく読んでます!これからも頑張ってくださいね(*´。・ω・。`*) (2015年1月24日 15時) (レス) id: 36c51c449f (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ(プロフ) - 天体観測さん、ありがとうございます!駄作ですけど頑張ります! (2015年1月24日 1時) (レス) id: 9ceb3f9ce9 (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ(プロフ) - 桜宮菊さん。ありがとうございます!早めに更新しますんで見てください! (2015年1月24日 1時) (レス) id: 9ceb3f9ce9 (このIDを非表示/違反報告)
天体観測☆(プロフ) - 頑張って下さい!応援してます(^-^) (2015年1月20日 18時) (レス) id: e3560894da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティアラ | 作成日時:2015年1月19日 21時