【東京喰種】世界の狭間。 (ページ11)

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１０話ページ11

『いらっしゃせ』

「いらっしゃいませ、だよ」

今日は、あんていくでバイトの日。

まさかの魔猿ちゃんと一緒で

テンションが上がらない。

「Aちゃん、声出てるから。僕傷つくから」

どこからか、声が聞こえた。←

とりあえず、魔猿ちゃんと一緒だけど

頑張ろう。

「店長、僕Aちゃんになにかしましたか」

「……古間くん、珈琲いれてくれるかい」

「店長までも……。ふっ、魔猿の僕が(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

魔猿ちゃんは置いとこう。

カラン、カラン……。

『しゃせー』

「いらっしゃいませだよね。普通」

もういいんだ。←

「そういうとこ変わんないね。

久しぶりだね。」

サングラスをかけた、首やくらい腕にタトゥー

の入った男。

『ウタちゃん！久しぶりー！』

うわぁー！と嬉しそうにウタに抱きついた。

「相変わらずだね。」

『いやー！まぢで半年ぶりくらいじゃない？』

うひゃー！と笑うA。

「あー。ウタさんじゃないですか」

「…………………………久しぶり。

…………………猿君」

「え」

「え」

ウタちゃん、完璧、魔猿ちゃんの名前忘れてるじゃん！

ダメだなぁ！

『魔猿ちゃんの名前は…………………………

魔猿ちゃんだよ』

「僕、もう泣いていいよね。

よく我慢した方なんだけど」

カウンターの隅でしょげる魔猿ちゃんは

無視して。

『ウタちゃん、何頼む？』

「珈琲しかないでしょ」

そういい、笑うウタ。

ウタちゃんとよく遊んだなぁって

思い出し、もう一回ウタに抱きついた。

〈君に会いたくてきたんだ〉

〈ウタちゃん、ふけた？〉

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素晴らしい位の古間さんいじり。

可哀想になる。w

ウタさんせっかくでてきたのに

古間さんばっか喋ってるじゃんw