新リヴァイ班 ページ4
Aside
私は今、班員のところに向かう準備をしている。
私はまたリヴァイ班に配属になった。
班員はリヴァイ、私、エレン、ミカサ、アルミン、ジャン、サシャ、コニー、ヒストリアだ。
私が警戒を解いているのはリヴァイとエレンだけ。
ヒストリアも含めた他の7人はまだ完全に信用してない。
これだから新しい班員はめんどくさいんだよなぁ。
私は準備を終えると馬に乗って出発した。
リヴァイたちは一足先についてるはずだ。
私は到着し、ドアを開けた。
みんなの顔が一斉に私の方を向いた。
「遅い。もっと早く来い」
リヴァイに言われた。
ていうか、なんの話ししてたんだろう?
ハンジは私のそんな表情を読み取ったのか、説明してくれた。
ニック司祭が中央憲兵に殺されたらしい。
状況は良くないな…
「A、ヒストリアにはもう聞いたんだけど、その、生い立ちを。Aも話してくれないかな?」
ハンジが聞きにくそうに言った。
生い立ち…か。
「どこからどこまで?」
これが問題だ。
私の記憶は一部抜けている。
「Aの覚えてる限り一番昔から、調査兵団入団まで。無理なところは話さなくてもいいよ」
ハンジは私の顔が曇ったのを見て言い足した。
私は言いたくない訳じゃない。
言えないんだ。
「分かったよ。話す」
私はこう言って話し始めた。
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作者名:カシオペア | 作成日時:2017年9月16日 8時