青いWalkure2［マクロスΔ］(不定期更新) (ページ4)

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新たなワルキューレ3 ページ4

マス「あなたの事を、ずっと助けようとしていたんです、トトさん」
マス「大切に思っていないと、きっとあんな事できません」
マス「だから…大丈夫です。トトさんの所へ…行ってあげてください。目を覚ますまで…そばにいてください。」
クク「………………」

ククリムの目から涙が一粒落ちた。体を震わせて、マステラの手を握りしめている。

クク「…やっぱり、あなたは女神ね」
マス「め、女神だなんて…………」

クク「ありがとう………………本当に、」
クク「絶対に忘れないわ…………………………ありがとう……」
マス「私も…………ありがとうございました、お2人と過ごした時間、忘れません。」

ククリムは、涙をふいて立ち上がった。

クク「私、あなたの歌ずっと、聴くよ」
マス「……はい、ありがとうございます…」

ククリムは、ふ、と笑うと、病室を出た。

マス「…あぁ…………私が……」
マス「ワルキューレ………………………」

ワルキューレ。そう口に出すと、マステラはなんだか瞼が重くなった。
疲れがまだ溜まっているのだろう。

マス「…………」

マステラは、歌を歌おうかと思ったが、そのまま眠りにつくことにした。

目が覚めれば、私は歌を、届けることができる。
その事に、期待をふくらませながら、深く眠った。