山田家末っ子やってます

twenty-seven ページ30

中央区からでて、シブヤに来てみた。


無花果ねぇからもらったリボンは色違いのおそろ。

無花果ねぇは黒だけど私のは赤だった。

さすが無花果ねぇ。わかってる。

無花果ねぇと繋がってることがいちにぃ達にバレたら………

ヤバイね。まあそんときになったら考えよ。



？？「可愛いおねーさんみーっけ！」

『うわぁ！？ってらむちゃんか。びっくりしたぁ。』

後ろかららむちゃんに抱きつかれた。

乱数「さっき、無花果オネーサンと会ってたでしょ？」

『うん！頭撫でてもらった！』

乱数「良かったね！じゃあ、僕も撫でてあげる！」

頭撫でてもらうの好きなんだよねぇ。

自然と口角が緩む。

乱数「あははっ！可愛いなぁ、Aちゃんは。……食べちゃいたい。」


後半は低音voiceで耳元で言われたもんだからヤバイね。

『ひゃぁ。耳、耳はやめて、やぁ。』

らむちゃんは私をからかって遊んでる。

耳に息を吹きかけたり囁いたり。


もうそろヤバい、となったその時。

？？「乱数、そのくらいにしてあげなさい。」

『！！！まぼにぃ！聞いてよ、らむちゃんがぁ。』

幻太郎「ふむふむ。乱数に襲われそうになった、と。」

乱数「えぇー？そんな風じゃないよ！可愛いAちゃんが見たかっただ・け！」

『…………！！！！いじわる。嫌い。』

乱数「えぇ！Aちゃん、僕のこと嫌いなの？悲しい、うえーん！」

『大の大人が何してるのよ。』


シブヤは今日も賑やかです。

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