山田家末っ子やってます

twenty‐one ページ23

『いらっしゃい！』

琴音「元気そうでよかったー。心配したんだからね！」

『ありがとう、琴音。』

優「疲れてたんじゃないのか？無理すんなよ。」

『ありがとう、優。』

志遠「なんかあったら言えよ？俺ら、仲間なんだからな！」

『志遠も、ありがとう。みんな、上がって！』

一郎「よく来たな！俺が山田一郎だ。よろしく。」

志遠「うわぁ。本物………」

三郎「Aの兄、山田三郎です。よろしくお願いしますね。ﾆｺﾘ」


ん？あれ。

『ねぇ、いちにぃ、さぶにぃ？じろにぃはどこ行ったの？』

三郎「あいつなら遊びに行ったよ。ったく、挨拶ぐらいしてけっつの。」

みんながいるからか、ちょっといつもより言い方が優しい。


『じゃあ、私の部屋行こっか。』

一郎「あとで飲み物とか持ってく。「僕もやります！いちにぃ！」ありがとな、三郎。」

『ありがとう、いちにぃ、さぶにぃ。こっち。』


２階にある自分の部屋にみんなを入れる。




『てきとーに座っていいよ。』

琴音「兄弟に愛されてるのね、Aは。」

優「そうだな。いいなー。俺もあんな兄ちゃん欲しいわ。」

『いいでしょ！いちにぃもじろにぃもさぶにぃも大好き。』

志遠「ブラコンじゃね、それ。」

『違うもん！』

琴音「Aは好きな人とかいないの？」

志遠「それ、俺も気になる！」

優「俺も。」

『えー。』


ガチャリ

一郎「話してる途中だったらごめんな。はい。あんまりお菓子とかないけど。」

琴音「いえ、いきなり押しかけてしまったようなものなので。こちらこそすみません。」

三郎「オレンジジュースとコーラ、紅茶から選んでくださいﾆｺﾘ」

優「ありがとうございます。」

志遠「ありがとうございます。」


なんかさぶにぃが妙にニコニコしてるからうける。


「「ごゆっくり」」

見事に２人ハモって部屋を出ていった。

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