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ノ「元気だねぇ。まだ朝ご飯前なのに」
ノーマンが柔らかい笑顔でそうエマに言う
レ「お前歳いくつだ?5歳?」
対してレイは挑発的な言葉をエマにかける
エ「3人と同じ11歳！こんなだけど！レイの意地悪ー」
そんな会話を聞いたママ…イザベラがクスリと笑みをこぼす
イ「エマ、こっち手伝って」
エ「ママまで！(ｶﾞｰﾝ」
散々に言われてショックを受けたエマは、イザベラに駆け寄り、抱きつき顔を埋めた
エ「ママぁ…もっかい入り口からやり直す…」
イ「どうして?私は好きよ、エマのそういうところ」
エ「中身5歳のところ！?」
イ「仲間(かぞく)みーんなをとても大切に思っているところ」
それを聞いたエマは、満面の笑顔を浮かばせた
エ「…ありがとう！」
そんなやり取りをのんびりと横目に見つつ、
朝食の準備が終わりそうだったため、せめて何かしておこうと思い至った俺は、
まだ分けていない分の料理を並べることにした
それらが全て終わり、イザベラが小さな鐘を鳴らす
イ「時間通りね」
「「「いただきます」」」
.
.
その後は、また何時ものように、毎日のテストを受けた
“将来のために”“貴方達のために”
イザベラはこのテストを学校の代わりだと言った
この場にいる者のほとんどは、その裏にある真実を知らない
疑いもしていないだろう
「ハー」
「終わったー疲れたー」
テストを終え、各々が感想を漏らす
ﾄｰﾏ「まぁ半分はいったろ！」
ﾏﾙｸ「半分もっ！?すごっ！」
ｺﾆｰ「いいな〜私なんか全然。最近ずっとだよ…」
イ「結果を返すわねー」
その声を聞くと、皆が会話を止め、イザベラの言葉に耳をかたむける
イ「ノーマン、レイ、A、エマ。凄いわ、4人共！また300点！フルスコアよ！」
結果を聞いたエマが、また何時ものようにイザベラのもとに寄って喜び、
イザベラは、また何時ものようにエマを誉める
そんな何時もの風景が目の前に広がっている
変わらない日常
ただ、今日はいつもと違う点が１つだけあった
そう
今日はコニーが引き取られる日、つまり、出荷される日
ついに、物語が動き始めるのである
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - 初見朧さん» 有難うございます！こうして続編に繋げることができたのは、読んで下さっている皆様のお陰です！本当にありがとうございます！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - 初めまして、初見朧です。遅くなりましたが、完結おめでとうございます！約ネバ好きとして、楽しく読ませていただきました。続編も頑張ってください！ (2020年5月6日 8時) (レス) id: 2c57213a78 (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - あやめさん» あれ嬉しすぎてにやけが‥‥よし、続き書こう←チョロい (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - すややさん» なんとありがたいお言葉.........！！そのお言葉だけで更新がんばれます！本当に感謝の限りです(泣) (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嬢症鬼龍 | 作成日時：2020年3月7日 17時
