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私はユウゴが帰ってくる間、スープを作り置きしておいた。
もう夜前。私は大人しく、お風呂に入る事にした。
「…」
水面に映る自分。
お風呂は広くて寂しくて、私は膝を抱えて縮こまる。
私は目を閉じて何も考えないように耳も抑えた。
息苦しい。
何も考えたくはない。
でも考えてしまう。
「うっ…」
吐きそうになる口元を抑える。
私はブンブン頭を振って考えるのはやめた。
だからお風呂は嫌い。
こうやって考える時間が増えるから。
私はザパァとお湯から出て近くにあったタオルで体を拭いた。
すると、
ガチャッ…
「！…」
シェルターの、開く音が聞こえた。
私は髪を軽く拭いて服を着て脱衣所から出た。
「…ユウゴ？」
私はそう言うけど、返事はない。
むしろなんだか騒がしい。
何…？なんだか話し声が聞こえる…
バァン__！！
その時、聞きたくもない音が聞こえた。
あれは…銃の音。
モニタールームからだった。
まさか…！！
私は震える足を急いで急がせた。
早く…早く！！
私は廊下に出てモニタールームへ向かうため右へと曲がる。
その時、
ドン__！！
？「わ…！」
「！」
足に、何かぶつかった。
私は驚いて足元に目を向けた。
そこには、
？「！…エ、エマァ！！」
小さい子供がいたのだ。
その子は私を見て怯えるようにモニタールームへ入ったのだ。
私は目をパチクリさせる。
一体何が起きて…
私はフラリとモニタールームへと向かう。
そこには、
「！…貴方達、誰…？」
？「！！」
そこには、15人の子供達がいた。
首元の番号。
それを見て私は目を見開く。
この子達…あのGF農園の子供達？
まさかあそこから出て来たの？
私はその姿を見て昔の自分と重なった。
そう、シェルターに初めて来たあの日を。
「あ…」
ユウゴ「！、出て行けお前ら全員！！」
わたしはぐらりと視界が揺れた。
倒れる瞬間、ユウゴがわたしを受け止めてくれた。
わたしは揺らめく視界の中、ユウゴが子供達に銃を向けていたのが見える。
私は意識が薄れ薄れなる中、ユウゴの手の中にある銃をソッと触れる。
ユウゴ「おい！！しっかりしろ…！」
ユウゴが必死に私を呼ぶ。
『大丈夫、しっかりしてA』
ごめんなさいダイナ。
『しっかりするんだ。A』
ごめんなさいルーカス。
「ご、めんなさい…」
ごめんなさい、ユウゴ。
私はそのまま、意識を失った。
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あまね(プロフ) - 終わってる (2023年1月26日 20時) (
レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きずっと待ってます！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page32 id: 8441e4cc3e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪 - 約ネバの夢小説の中で1番好きです。ずっと待ち続けます。 (2020年11月19日 23時) (レス) id: a8aec2e377 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月10日 7時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
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