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良かった ページ28






「……携帯、貸してくれてありがとう。英太」



瀬「っ…ほんとに、生きてるんだよな……ほんとに、Aなんだよなっ」



「もう……泣かないで?…英太……なんか、チャラチャラしてる」



瀬「あ、えっ、嫌か!?ふ、服はスーツだし…髪!?」



「なんか、存在が」



瀬「そ、存在…」ガーンッ



「…ふふ……おはよう、英太」



瀬「っ!……あぁ、おはよう。…白布、なんて?」



「明日朝イチで来るからって。…本当は今すぐにでも来たいって言ってた」



瀬「アイツ研修中なのに大丈夫なのか?……話題は色々あるぞ、聞くか?」



「!…うん、教えて欲しい。若利くんとか…みんなのことも聞きたいけど、英太は結局今何やってるの?」



瀬「聞いて驚くなよ〜!」



「うん、じゃあ驚かない」



瀬「いやすみません驚いてください()」



「あはは…!」



英太からは…あれから、約5年経ってって聞いた



5年



変わるのは、当たり前



でも、5年程度で済んだことに感謝するべきかも



…病室には、沢山のお花や本やまだ開けられていないプレゼントの箱とか、色々あった



私は、ただ眠っていただけで…コールドスリープする前のことは本当に昨日のことだと思える



…時の流れが、違う









白「っ…A!!!」



「…待ってた」



白「こっちのセリフだ…!!」ギュッ



「!……あんまり変わってないね、賢二郎」



白「……ちょっと待って、充電」



「…待たせちゃって、ごめんね」



白「…いいよ。元気か?」



「うん、心做しか耳も前より良く聞こえる気がする。体も、軽いよ」



白「………良かった…ほんとに、良かった」



「…ねぇ、賢二郎。みんな私の事…覚えてくれてる?」



白「当たり前だろ」



「…っ……うん、良かった。起きたこと報告するから、そばにいてくれる?」



白「…あぁ、もちろん」

ありがとう→←一方



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ヒロアカ - 私はこういう話好きです! (2021年7月23日 6時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - マレさん» お読みいただきありがとうございました!!頑張ります(*^^*) (2020年6月3日 23時) (レス) id: 0e3a4f8013 (このIDを非表示/違反報告)
マレ(プロフ) - 完結お疲れ様です!途中泣きそうになりながら読みました!これからも頑張ってください! (2020年6月3日 22時) (レス) id: dbfa7fe28a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ナハマヤラさん» こちらこそお読みいただき本当にありがとうございます!!ありがとうございます、がんばります(*^^*) (2020年5月30日 14時) (レス) id: 0e3a4f8013 (このIDを非表示/違反報告)
ナハマヤラ(プロフ) - 完結おめでとうございます。素敵な作品をありがとうございました。これからも頑張ってください! (2020年5月30日 14時) (レス) id: eb3cd14925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月26日 20時

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