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貴方side.
貴「それで緑間先輩……、なにか御用事ですか?」
緑「用事と言うものでもないのだよ。ただ……」
桃「やほ! Aちゃん、赤司くん!」
貴「さつき先輩!」
緑間先輩の影から顔を出したのは、さつき先輩だった。
手には、なにか大きな袋を持っている。
桃「はいこれ、ケーキ」
赤「調理実習か。お前たちは同じクラスだったな」
桃「うん。でもちょっと多くて……。青峰くんたちにはもう分けてきたから。
二個ずつどうぞ」
貴「ありがとうございます」
赤「ありがとう」
手にとって見ると、なかなか重量がある。
どうやらチョコケーキのようだ。
貴「いただきます……あ、おいしいです」
赤「うん。さすが緑間だな」
貴「え? これ、さつき先輩のじゃないんですか」
緑赤「「……;」」←
桃「あ、あはは……。私はちょっと失敗しちゃって……」
と、食べ進めていくが……。
貴「……すみません。ごちそうさまです」
緑「? 冬原、口に合わなかったか?」
貴「いえ、とてもおいしいです。ですが……私には少し、量が多すぎます。
すみません」
緑「別にかまわないのだよ。それにしても、黒子なみの小食なのだよ」
桃「あげものとか食べれなさそうだね」
貴「揚げ物は苦手でs赤「A」
と、突然赤司先輩が割り込んできた。
しかも、やけににこにことした顔で。
……嫌な予感がする。
赤「これにしよう」
貴「は?」
赤「Aが俺の出す料理をすべて食べきったら試合を見に来てもいい。
食べ切れなかったら、おとなしく留守番だ。どうだい?」
貴「そこまでして行かせたくありませんか……。
ですがそうされると行きたくなります。いいでしょう」
バチバチと火花を散らす私たちの横で、緑間先輩たちが、
ぽかんとした顔で、見つめていた。
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アニチワ(プロフ) - 最初からみました!赤司くんと主人公のやり取りがすごく好きです(≧∇≦)続き楽しみに待ってます! お気に入り登録と評価させて頂きました^_^ (2014年3月1日 15時) (レス) id: eb4e4361ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - りかこさん» ありがとうございますヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ さっそく読んでみます^^ 平行して新作も出す予定なので、そちらのほうもチェックお願いしまぁす☆← (2014年2月20日 21時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - ゆきみだいふく。さん» 首をながーくしてマッテマース!(笑)よければ私の黒バス小説も読んでってください♪←駄作ですが(汗 (2014年2月18日 20時) (レス) id: 596320f978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - もえさん» 超!? うわぁーい(*#′∀`艸) 頑張ります! これからも応援よろです (2014年2月18日 20時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - りかこさん» マジすか(*´∀`)アハハン♪ 嬉しいです!! だがしかし受験が終わるまで待ってください←www (2014年2月18日 20時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきみだいふく。 | 作成日時:2013年9月28日 22時