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貴方side.
〜翌朝〜
翌朝、「いってきます」と家を出た私は、家の前で待っていた人物に声をかけた。
貴「おはようございます、黄瀬先輩」
黄「おはよっス! Aっち」
元気よく挨拶を返してくれた黄瀬先輩。
昨日の一件で付き合うことになった私たち。黄瀬先輩は赤司先輩と私の状況を
知ってか知らずか、赤司先輩とのことは聞いてこない。
黄「行こっか?」
貴「はい」
黄瀬先輩が差し出した手を、私はきゅっと握り返した。
あの人よりも少し大きな手が、私の手を包む。
・
・
道中、会話には困らなかった。
なにせ黄瀬先輩はよく舌が回る。あれやこれやと話題を持ち出してきては
私を笑わせるのだった。
あれこれと喋っているうちに、もう学校についてしまった。
さすが朝早いだけあって、登校している生徒の数はまばらだった。
黄「あ、じゃあ俺は朝練っスから」
貴「あ、はい。頑張ってください」
黄「せんきゅ。じゃ、放課後に」
――じゃ、放課後に。
今までは違う人にいわれていた言葉に、
あぁ、そうか。今日からはこの人が向かいに座るんだ。
今さらながらに気がついた。
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アニチワ(プロフ) - 最初からみました!赤司くんと主人公のやり取りがすごく好きです(≧∇≦)続き楽しみに待ってます! お気に入り登録と評価させて頂きました^_^ (2014年3月1日 15時) (レス) id: eb4e4361ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - りかこさん» ありがとうございますヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ さっそく読んでみます^^ 平行して新作も出す予定なので、そちらのほうもチェックお願いしまぁす☆← (2014年2月20日 21時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - ゆきみだいふく。さん» 首をながーくしてマッテマース!(笑)よければ私の黒バス小説も読んでってください♪←駄作ですが(汗 (2014年2月18日 20時) (レス) id: 596320f978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - もえさん» 超!? うわぁーい(*#′∀`艸) 頑張ります! これからも応援よろです (2014年2月18日 20時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - りかこさん» マジすか(*´∀`)アハハン♪ 嬉しいです!! だがしかし受験が終わるまで待ってください←www (2014年2月18日 20時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきみだいふく。 | 作成日時:2013年9月28日 22時