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青峰side.








貴「筋肉のつきかたを見ればわかります。やけに上腕に筋肉が……」









俺はAの推測を聞きながら、驚いていた。



なんだコイツ……ッ!! なんでそんなことわかんだよ……。



テツ以上の観察眼……? いや、もしかして見慣れてる……?





Aは冷静に状況を説明している。



赤司をちらりと見ると、あいつにしては珍しく、余裕のない表情をしていた。



くそっ……まずいってことかよ……!!




後ろを振り返ると、さつきが今にも泣き出しそうな表情をしていた。









貴「青峰先輩、両手を前に組んでください」



青「んな変な動きしたらあいつに……」



貴「この立ち位置だと、青峰先輩の動きも、身長差があるので私の姿も見えていません。



さつき先輩を助けます。協力してください」



青「!? できんのかよ……?」



貴「できます。青峰先輩、そして黒子先輩がいれば」









いつの間にかテツもそばにきていた。



覚悟を決めたように、しっかりと頷く。




と、突然Aが抱きついてきた。









青「っ……!? おい、なにすん……」



貴「……黙ってください。足、かけますよ」









あ、そういうことか……。



靴をぬいだAが俺の手に片足をかける。



赤司が「なにをする気だ」とでもいいたそうにこっちをみてきた。



そんな赤司にAが「ご心配なく」と口パクで返す。









貴「……私が合図をします。それと同時に黒子先輩はあいつの視線をそらしてください。



そしたら青峰先輩は私を上に跳ね上げてください。



あとはなんとかします」



青「お、おお……」



黒「了解です」









あいつは依然、金を出せとわめいていやがる。



さつきは今にも泣き出しそうだ。







貴「……いきますよ。3……2……」

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きど - すごく面白いです!!応援してるのでこれからも無理せずがんばってください^^ (2013年10月5日 14時) (レス) id: 82ed55ee42 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - ユナンさん» ありがとうございます!! 意識してギャグってるわけじゃないんですけど……おもしろいんだったらよかったです!! 更新頑張ります (2013年9月24日 21時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
ユナン - とても面白くて何度も読み返しちゃいます!更新待ってます♪( ´▽`) (2013年9月24日 18時) (レス) id: 3ebd1ea4eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - りんさん» ありがとうございますヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ   頑張って更新するので……待っててください!! (2013年9月22日 13時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - 癒羽日さん» 初コメですよね? ありがとうございます!! 赤司先輩ステキといってくれて嬉しいです!! キセキあんまり出番ないんですけど……頑張って出番増やしますwwwww ありがとうございます (2013年9月22日 13時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきみだいふく。 | 作成日時:2013年9月15日 23時

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