Ｔｏｐａｚ (ページ7)

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山田家＿6 ページ7

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大「涼介、今日学校はどうだった？」

涼「………知ってるくせに」

帰ってくるなり開口一番わざとらしい。

大ちゃんが裕翔と連絡を取りあってること、恐らく既に報告されていることは察している。

知らんぷりしたって正直に話したってどっちにしろ怒るんだから。

大「大したことなくて良かったけど、いつもそうとは限らないんだからな」

涼「はいはい」

大「心配して言ってんだぞ？はいは一回」

涼「はいはい」

面倒臭っ……説教されんのは御免だし部屋に戻ろうかな。

まだ話は終わってないとか言ってるのを無視して廊下に出ると玄関が開き侑李が飛び付いてきた。

侑「りょおすけ！」

涼「侑李おかえり」

大「涼介逃げるな！」

慧「大ちゃん、涼ちゃん喧嘩ぁ？」

大「あ、…おかえり」

俺が苛められていると思った侑李が大ちゃんから庇うように立ってプクッと頬を膨らませた。

可愛いだけで全く怖さはなく、その場にいた全員が癒されてしまったのは言うまでもない。

夕飯が出来るまでソファでテレビを見ていると侑李が絵本を抱えてきたので読んで待つ。

俺が一度演技をつけて読んでやったことが楽しかったらしくて……それから絵本を読むのに体力が必要になった。

慧「体育はお休みしたんだ、偉い偉い」

大「慧は甘すぎ」

一家団欒のときに俺の話なんかしなくていいのに。

………一々言ってくるのは大ちゃんだけだから受け流しておくけど。

涼「この味噌汁マズッ」

大「だったら食わなくていいから！」

侑「だいき、うるちゃい」

……くくくっ。侑李に叱られて肩を落とす。いい気味だ。

黙るということを知らない大ちゃんはまた話し始めるけど慧はご飯に夢中だし俺は侑李と話しているから誰も聞いちゃいない。

大「ねぇ、聞いてる？誰か聞いてよ」

慧「おかわり」

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作品に順位がついておりました！
ありがとうございます！
自己過去最高だと思われ、…感激です( 〃▽〃)

公開したばかりでこんなに評価をしていただけるなんてビックリしました。

いつものジャンルとは違うので変な箇所も多々あるかと思われますが……もっと評価していただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくおねがいします！

＿＿夢莉