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学校を出てバス停に向かう。



まだ、バス停には誰もいなかった。



みんなは前のバスに乗って帰っていったんだろうし、委員会組はまだ委員会が終わってないんだろう。



生活委員会は、異常に終わるのが早過ぎた。



…本当、時間の無駄だった。



早くバス来てよ…。



バスの掲示板を見つめながらそわそわしてると、後ろの方から足音が聞こえてきた。



同じ生活委員かな?なんて思いながら振り返ると、そこには…。



「横尾さん!!!!!!!!!」



ビクッ。



と、反応した横尾さん。



「…ああ、廣田?さん」



「廣田です!!こんにちは〜」



「こんにちは」



…冷静を装って、挨拶してるけど、本当は心臓バクバク。



まさか、会えるなんて思ってなかったし。



でも、この時間にバス停に来るってことは、横尾さんも委員会?



「横尾さん、委員会だったんですか?」



「うん、選挙管理委員会」



「へぇ〜。私、生活委員なんですよ」



「それ、仕事ほとんどないから暇だよ」



「本当ですか!?やった〜」



普通に会話できてる…。



昨日からの急成長ぶり!!やばいね!!



自分で自分を褒め讃えたいよ…。



「この学校で楽な委員会は、生活と選管だから。俺、委員会入る時はいつもそのどっちか」

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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年5月16日 0時

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