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「…あ、美味しい」
おばあちゃんを、何とかお孫さんのお家に送り届けた。
色んな所をウロウロして、やっと見つけることが出来た。
バス停からそこまで遠い距離では無かったけど…。
ピンポンを押せば、可愛いお孫さんとそのお母さんが出てきて。
お礼にって、おばあちゃんからクッキーを貰った。
それを頬張りながら、バス停に向かう。
時刻は、18:32。
今から帰るとなると、家に着くのは19時を回った頃だろうな。
今回もリアタイは断念だね。
ご飯食べて、お風呂入って、見れるところまで録画した分見て、寝ようっと。
今日は、もう疲れた。
先生の雑用もこなして、バス停までダッシュして。
おばあちゃんの荷物を持って、お家まで送り届けて。
今日もよく頑張ったよ、私。
食べ終わったクッキーの殻をカバンに仕舞い、バスを待った。
この時間だと、帰宅ラッシュで混み混みなんだろうな〜。
そう思っていた私の予感は見事に的中。
やってきたバスはスーツのおじさんや仕事終わりのOLらしき人。
制服を着た人もチラホラと見えた。
ギュウギュウのバスの中に、何とかして乗り込む。
…そういえば、あの時もこんなふうにたくさんの人がいて。
あの時はどちらかと言うと中学生が多くて。
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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年5月16日 0時