◆six ページ7
「じゃあ、まずは…中也お前の力を見せてもらう
今回は純粋な体術の実力が見たい…だから異能力は今回は使っちゃダメ
次からは使って良いけど今はダメだからね!使ったら強制的に眠らせるから」
「ああ…良いぜ」
俺らは訓練場まで来ており此処でこいつらの実力を計ろうとしている
実力を知らないと俺だって仕事にならない
だから行う。治はチェスで良いかな?実力わかるでしょ
「そっちからおいで」
いやぁ〜俺って優しいな!
だって森さんはいつも『先手は勝つ』って言ってるし
まあ、結局それは実力次第っていう理不尽な言葉だけど
「じゃあ遠慮なく!」
そう言って突進してくる中也
直線攻撃は普通に悪手だと思っていた
「へぇ……」
けれどそれは違った
それはフェイントだった
直進攻撃から体を捻り俺の耳を狙って足をあげる
それを俺は腕で防ぎその足をつかむ
「はあ!」
「良い手だ……だけど捕まれるリスクは考えてね」
褒めて落とす俺
掴んだ足を払って壁まで衝突させる
もちろん、治に当たらないように配慮済み
「クソッ…」
「鈍いね」
だんだんスピードが落ちてくる
女の利点は体の柔らかさと身軽さだからな
「じゃあ…さっさと倒させてもらうぞ!」
懐に入り中也をつかむ
中也は抜け出そうともがいていたが今の状態じゃあ俺に敵わない
そのまま掴んだ状態を維持して床に投げつけた
あれだけの衝撃を与えた結果、中也は案の定気絶していた
「上手かったよ……
けどそれだけじゃあこの先いつか絶対に死んじゃうよ」
中也を抱っこで持ち上げてタオルで作った簡易的な枕で横にした
手加減してたからいつか起きるだろう
「へぇ〜」
治はなにかを考えていた
十中八九俺のことだろうけどその中でも俺の実力の話だろう
中也の戦いの時はあえて隙をつくってどこを狙ってくるかを見ていたのをバレたのか?
多分……バレたな
「それで私との勝負はなんですか」
「それはな〜」
話そうとしていたときコンコンと使用中と書いてあった訓練室の扉を叩かれる
今は良いよと俺は言うと叩いた相手が出てきた
「失礼します冷夏さん」
微妙なタイミングでまさかの龍磨君の登場とは
これは仕事の話だな……森さんはたまにこういうところがある
「何?」
「首領からです」
「了解…と言うわけで後で戦おうか治君」
「はい……」
そう言い俺は首領に会いに頂上へ向かっていった
何でこんな目に会うんだろうな〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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