逃げ出した少女、捜索中。【あんスタ】

不思議なLeader ページ4

「…Leader？」

「んー…」

「Leader」

「……んんん、」

「Leader！呼んでいるのが聞こえませんか！」

「うるさいぞスオー！今日は霊感が湧かないんだ！」

「珍しいねぇ、王様にインスピレーションが湧いてこないなんて。」

瀬名先輩と同じで私もビックリしました。今日はやけにLeaderが静かで、調子が狂うといいますか…。
凛月先輩も鳴上先輩も驚いています。

…何かHappeningでもあったのしょうか。

「Leader、悩みがあるなら司に！」

「そうよ。悩みは打ち明けた方がいいわよ。」

「…クラスでさー、Aの話が出てきたんだ。」

「…今更すぎるけど、それは。」

「A？…どちら様でしょうか、」

「…１年前から不登校の先輩。まぁ、色々あったんだよ。」

話によると、あの生徒会に勝利したというWonderfulな先輩らしい。

けど、

「なんで、来なくなったんでしょう。」

「それは、俺らのせい。

あん時の生徒会に圧かけられて無視してたの。
酷いことしたなーって思うけど…謝ろうにも居場所が掴めないしね…」

「アタシ達はまだ１年生でよく分かってなかったんだけど、可哀想よね…いい人だったのに。」

「俺、Aに曲作りたいんだ。

あんなに綺麗な声してんのに、アイドルやめるのは勿体ない！


あ〜〜！Aの事考えてたら湧き上がってきた！題名は『Aの歌』だ！」

「そのまんますぎ」


本当に会いたいのなら意地でも会いに行くような人達なのに、きっとそれを阻んでいるのは…


「罪悪感…

先輩方、本当にそれで良いのですか。」

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